2010年11月15日月曜日

アリペイの国際決済の問題点

暖かい週末の後、寒い月曜日を迎えました。
熱い鍋を食べたいね~

さて、今日は引き続きアリペイの話をしたいと思います。

前回、アリペイが中国で人気になる理由を説明しました。
今回、アリペイは国際決済の利用状況を簡単に説明したいです。

まず、以下のURLよりアリペイの国際決済のイメージ図をご覧になれます。http://www.sbpayment.jp/asp/specific/alipay/index.html
ですので、使用方法の流れをここでは詳しく紹介しません。

注意してほしいのは、
アリペイは国際決済の手段として、クレジットカードの不正利用されるリスクを解消でき、
出店者にとってとても便利で、安心ですが。
一方、多くのユーザーがアリペイ国際決済に対して、不安も持ちます。

その理由は国際決済の場合、
アリペイの「第三方保証取引スタイル」の性格は大変薄くなります。

1、国際決済の場合は決済完了を確認した上で、出店者は商品を出荷することになります。国内決済では商品が届いた後で支払い確認するのと、大きく異なります。

2、アリペイ国際決済の場合、一旦返金など発生すると、為替レートなどの差額はすべてユーザー負担となります。

つまり、中国国内の取引の場合、アリペイは購入者と出店者両方の味方でしたが、
国際決済の場合は出店者片方の味方になります。この点でユーザーは不安で感じてしまいます。

でも、国内決済でのアリペイの「第三方保証取引スタイル」は高く評価すべきだと思います。
今アリペイ以外、2008年から百度は「百付宝」サービスを提供し始めました。
その仕組みはアリペイとほぼ同じです。
今年10月にオープンした「楽酷天」は楽天と百度の提携サイトなので、
当然「百付宝」も使えます。

下はアリペイと「百付宝」のURLです。
中国語ですが、興味があれば、ぜひご参考ください。
アリペイ:http://www.alipay.com/
百付宝:http://www.baifubao.com/

では、またね

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